洋服のお手入れ

CARE

洋服のお手入れ3原則:③プレス

PRESS

きれいなシルエットは
プレス次第

用意するもの
・ 家庭用アイロン
・ 家庭用アイロン台
・ 霧吹き
アイロンをかける時に
注意する事!!
① アイロンは必ず直線的に動かします。曲線的に動かすとシワになりやすいので注意が必要です。先を少し浮かせて後ろの方に力を入れるようにすると、すべるように動かす事ができます。逆に前の方に力を入れると、アイロンの先端部分に生地が集まってしまい、シワが寄ってしまいます。さらにアイロンをかけている手とは逆の手をうまく使い、生地や縫い目を引っ張りながらかけるときれいに仕上げることができます。

② 濃色系の場合は、当て布を使用しましょう。特に襟・袖口(カフス)部分・縫い目部分などの生地が厚く凹凸がある部分は、テカリ防止に効果的です。
③ アイロンの温度設定は、取り扱い絵表示を確認しましょう。
アイロンがけのポイント
① アイロンをかける順番は、細かいところから先にかけ、広い部分を最後にかけていきます。逆にしてしまうと、細かいところをかけているうちに、せっかくシワを伸ばした広い部分がシワになってしまいがちなので、必ず細かいところを先にしっかりアイロンがけしましょう!

② 特に綿100%の素材は、アイロンがけの途中でもこまめに霧吹きをして仕上げるようにしてください。

③ アイロンの熱がある程度冷めてから、次の部分をかけるようにすると、きれいに仕上がります。
手順
① ワイシャツ全体に霧吹きをします。
特に綿100%の素材の場合は、しっかりと霧吹きをする事が大切です。シワが伸びやすくなり、アイロン後のシワも出にくくなります。市販されているアイロン用の仕上げ剤を使用するのもお勧めです。
② 襟にアイロンをかけます。
③ 両肩(肩ヨーク)にアイロンをかけます。
アイロン台の角を使って、右肩~左肩の順にかけていきます。
④ 両袖口(両カフス)にアイロンをかけます。
右の画像のように、手前に袖口(カフス)を並べ、裏側からアイロンをかけていきます。袖口(カフス)部分は、裏側からかけてもシワが伸びます。この時にタック部分をかけておくと、後の仕上げがやりやすくなります。
⑤ 両袖本体にアイロンをかけます。
一番上の画像のように、縫い目線を基準にして両手で引っ張りそのままアイロン台に置きます。手で袖全体のシワを軽く伸ばしてから、縫い目線に合わせてかけていきます。
⑥ 右前身ごろ(ボタンがついている方)にアイロンをかけます。アイロン台に置き、手で全体のシワを軽く伸ばしてから、かけていきます。ボタンに注意しながら、下の画像のように、ボタンの間にアイロンの先端を差し込む形でかけていきます。
⑦ 後ろ身ごろにアイロンをかけます。
アイロン台に置き、手で全体のシワを軽く伸ばしてから、かけていきます。
⑧ 左前身ごろ(ボタンホールの方)にアイロンをかけます。
アイロン台に置き、手で全体のシワを軽く伸ばしてから、かけていきます。
⑨ 完成です。

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